寺宝
東漸寺には数多くの文化財があります。ここでは数百点の文化財の中でデジタル画像化したもの数点を紹介させていただきます。


【仏法山境内惣絵図】
慶應2年当時の東漸寺境内建物概況図。



【徳川家康公肖像】
江戸時代までは、東照宮神殿に神影として祀られていたもの。当山第7世了學上人は、徳川家康公が江戸幕府を樹立した慶長8年に、招請され、授戒師をつとめた。後に、了學上人は2代将軍秀忠公の葬儀の大導師をつとめることになる。





【神君(家康)公御返書】




【神君(家康)公団扇】




【水戸光圀公の書翰】
第16世雲臥上人は、水戸黄門で知られる光圀公と親交があり、光圀から雲臥上人に寄せられた書翰は光圀公自筆によるもの。『水戸黄門漫遊期』の登場人物「すけさん」のモデルとされす家来、佐介三郎の名も、この中に登場しております。




【法然上人所持伏鉦】
浄土宗の宗祖法然上人が所持していた貴重な伏鉦(念仏を称えるときに用いたもの)。裏銘に「安元二年(一一七六)十月十五日東山無量壽寺源空」とある。寺史によれば、享保21年(1736)に香衣大師像とともに、京都、長楽寺よい知恩院を経て寄付されたものと思われる。

【圓光東漸大師香衣遺像】

法然上人が入滅されて16年後、門弟信空が大師のご遺骸に香衣をお着せしてそのお姿を彫刻したものと伝えられる。






【阿弥陀如来三尊】

恵心僧都の真筆。恵心僧都は、本名源信といい、天慶5年(941)に生まれ、寛仁元年に没した藤原時代の名僧で、その著作である「往生要集」は、日本浄土教の源流として名高い。この図は、次の大作、二十五菩薩来迎図とともに、江州坂本の寺にあったと伝えられ、当山17世通譽岸了上人の代に寄附されたもの。




【二十五菩薩来迎図】













これから順次、容量が許されるまで出展したいと思います。


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